2009年11月20日
贖いのブラスバンド

私はどうして哭いているのですか?
あなたは何故哭けないのですか?
二人で交わしたあの杠は
離ればなれのまま
二度と叶う事はなく
いつしか深い深い海の底
闇色の銹に蝕まれる運命
ここにあなたの身体があってもそれは
已にただの器
私の心はもう
生きてはいない
いつかこの身が橿の葉に埋もれようとも
いつかこの魄が蓮の実に成り変わろうとも
引きちぎれたこの心、魄
いつまでもいつまでも
安らぐことはないでしょう
あなたの赤色は私の心の写し形見
私もすぐに傍に行くから
「待っていて」
うつらうつらとそう呟く
Posted by _ at 23:37│Comments(0)
│意味不明




